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建築会社経営の52歳のおじさまと知り合ってから数日間は、メールだけのやり取りが続きました。本来ならすぐにでも会って愛人契約を交わしたかったんですが、やはり社長さんともなれば毎日忙しくスケジュールもいっぱい。はやる気持ちを抑えながらメールで色々な話をしました。

 

私は聞いて良いのかどうか迷ったんですが、どうしても気になってしまたのでおじさまに尋ねました。「どうして愛人を募集しようと思ったんですか?それにたくさんいる女性の中で何で私を選んでくれたんですか?」と…。
するとおじさまはこう言いました。
「実はね、家内とはもう何年も上手く行ってないんだよ。見合い結婚だたからね。結局お金だけが目当てで結婚したようなもんだよ。だからあまり良い事ではないと分かってはいるんだけど、若い女性に傍にいてほしくてね…」
長年に渡り会社を大きくしようと頑張ってきた社長さん。その苦労がこの一言で十二分にわかりました。私でよければ傍に居たい。不思議とそう思いました。

 

更におじさまは「実は数年前まで愛人がいたんだよ。だけど交通事故で亡くなったんだ。それ以来その子の事が忘れられなくてね…。だけど前に進まなきゃいけないと思って
迷惑かも知れないけど君に愛人になってもらおうと思ったんだ」と続けて言いました。悲しい話なのでどう返事をしたらいいのか分からなかったけど、そういう事なら私がその心の穴を埋めた上げたいと素直に思いました。どうやらこれが私を愛人候補に選んでくれた理由のようです。

 

たかが愛人です。しかしそこには色々の思いがあるんですね。私は養ってもらう対価として、このおじさまに誠心誠意尽くそうと決意しました。ホステスとして水商売をいていると色々な人に出会います。しかしここまで心を開きすべてを話してくれた人は初めてでした。