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売れないホステスをやっている私ですが、少し前まではお店でも常に上位、その街でもトップクラスのホステスだったんです。一番最後にナンバーワンをとったのはつい一年前の事です。その当時は指名の数も自分で把握しきれないほど多くて、それはそれは贅沢な暮らしをしていました。その中には大企業の社長さんが何人もいて、そのひとりが愛人契約をしてほしいと言い寄ってきていたこともあるんです。だけど他にもたくさんの指名を貰っているし、その人だけを特別扱いするわけにはいかないと思い、愛人契約の申し出を断ってしまったんです。それにその人の愛人になったら、他のお客さんの同伴やアフターにいけなくなってしまうじゃないですか。それではいけないと思い、断腸の思いでお断りしました。

 

ですが今となってはその事を心底後悔しています。あの時に愛人になっていれば、今の私の生活はもっと違っていたはず。ちなみにそのお客さんは現在、若いホステスに指名替えをしてお店で目も合わせてくれません。もちろんこうなってしまったのは自分の責任なんです。毎晩のように大酒を飲み次第に肌はボロボロに。そして知らず知らずのうちに体重が10キロも増えてしまった。ホステスとして最もしてはいけない不摂生をし続けてしまったんです。そりゃあ指名の数が減るのも当然ですし、愛人契約を言い寄ってくれたお客さんに指名替えされるのも当たり前ですよね。女としての魅力がなくなってしまったんですから。

 

気付いたときには遅かったんです。それからダイエットに励みエステにも通って自分磨きをしてしますが、元通りの体型に戻すのは簡単ではないですし、何よりも離れてしまったお客さんはもう二度と私のところへは戻ってきません。今の私がお金持ちの男性の愛人になるためには、やはりお店ではなくネットしかないのかもしれません。